４か月の山暮らしの末2013年10月中旬下山しました。
アーチャがいなくなって1年。「天敵」のイヌが居ないせいか、いろんな動物が敷地を跋扈するようになりました。

キツネはアーチャを避けて夜に来ていたのが、なんと昼の2時ごろには草地に座って亭主が毎日提供する牛脂を待っているほど。唐揚げの骨を投げてやるとワンバウンドでキャッチする「芸当」を見せます。いいのか悪いのか。

書くのに適当なコーナーがないので「ヤマネに会いたい」の項にキツネの話と一緒に紹介しましたが今年はテンも姿を見せました。

シカによる食害がひどくなって毎年数本のトウヒ（唐檜）が枯れますが、のんびり散歩している子鹿を見ると可愛さに文句もいえません。なにしろ向こうさんの方が先住者ですから。

娑婆は新しい年を迎えて2013年。
昨年はアーチャ（アナスタシア）をはじめ山での知り合いの方々のペットが大勢旅たちました。ネコのトラを亡くした森さんと喪中はがきを出したいくらいだと話し合ったほどです。いまだに喪失感に苛まれているそうです。

八千草薫さんのところもそうした一軒ですが、かなりのペット依存症とか。一日も耐えられない方だそうで、次の同じ犬種がやってきたそうです。代々「ペル」だったのでまた散歩姿が拝見できそうです。

神宮外苑のイチョウの並木でアーチャの写真を撮影するのが恒例でしたが、今年はその必要もなく、さびしく人出のニュースを見ています。

廊下のかげや散歩の空き地でときどきアーチャの名前を呼んでみるさびしい初冬です。

アナスタシアが眠る八ヶ岳で３か月ほど暮らして10月上旬下山しました。そうしたらアーチャへのお悔やみメールが届いていました。同じフラットコーテッド・リトリバーの飼い主の方で3月に亡くしたそうです。

遅ればせながらお礼のメールを出しましたが、ホントにかわいい奴だったなあと、楽しかった日々を偲びました。

掲示板やブログにも書きましたが、サイトの亭主は山に上がります。下りてくるのは１０月上旬です。

パソコンはないので更新は途絶えます。アナスタシアの墓守りに徹します。